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ジャックナイフダービー

エントリーNo.011 てつ様 【ジャックナイフダービー2015】

 

今回エントリー頂いたてつさんのレポートでは、バディ体制について触れて下さってます。

 

バディを組んで潜るというのは、私も大いに賛成です。

スキューバでは当たり前のこのバディですが、魚突きでは中々難しい面はあるとは思います。スキューバのように水中で息を吸えるわけでもありませんので、当然そのあたりは素潜りに合わせた形でバディ体制を考える必要もあります。

あとは単独でないと入りづらいポイントもあるでしょうし、友人と予定が合わなかったりといった様々な理由があるとは思うんですよね。

でも、今まではそういった理由で当たり前のように単独行をされていた方というのも、今一度そのあたりを客観的に見つめなおしてみるのも良いかと思います。

 

てつさん、素晴らしいレポートをどうも有難う御座いました。

 

 

エントリーNo.011 てつ様

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•    魚突き歴:1年半
•    ペンネーム:てつ
•    エントリー部門: 写真
•    エントリーの題名:イスズミとの格闘

 
 

レポート

1.突行レポート

•    魚種:イスズミ
•    サイズ:50cm
•    重さ:不明
•    海況(波の高さ、潮など):穏やか
•    天気:晴れ

私が獲った最大の獲物はイスズミだ。釣りではハズレ扱いらしいがそれでも銛というのは「獲物の大きさ=喜び」みたいなところがあるので獲れた時はうれしかった。
沖まで出て、ゆっくり泳いでいるこいつを見つけたときの胸の高鳴りを覚えている。こっそり近づいていって横からズブリと一発。銛先に刺さっているイスズミを見てニヤリとした。

恥ずかしながらこれが今までで一番の大物だったのでそれはそれはうれしかった。しかし私はずいぶん沖まで出てしまっていることに気づいた。魚を刺している状態で泳ぐのは非常に疲れる。そしてイスズミはずっと排泄している。イスズミは別名ウンコタレ・ババタレ・クソタレなどと呼ばれている。自身が糞まみれにならないように進行方向と逆に銛を置き魚がすっぽ抜けないように後ろ向きで泳いだ。網か何かを持って来ればよかったと後悔した。排泄は止まらない。

岸に着いたときにはイスズミは完全に息絶え、糞も出し切っていた。フィンに寝かせその大きさを実感し改めて喜びが沸いてきた。
結局このイスズミは刺身として食べたが、意外にも美味しかった。
次はもっとデカくて王道の魚を狙っていきたい。

 

2.私の安全対策

私の安全対策は「徹底したバディ制度」だ。
徹底したバディ制度をおくには二点理由がある。

①一人ですべての安全管理をしようとしてもカバーできない部分が出てくるから

②片方に万が一のことがあっても、もう片方が救出できる可能性があるから。

1に関してはフロートの移動が楽になったり、安全のために持ちだせる荷物の量が増えるというメリットがある。

2は片方が水中で身動き取れなくなってももう片方がナイフなどで救出できるかもしれないという意味だ。
このような安全対策を徹底することで今後も安全かつ楽しく銛突きを行っていきたい。

 

3.最も危なかった体験

獲物を追いすぎて岩壁の近くまで行ってしまったことだ。

岩壁の近くは流れが強く、巻き込まれれば岩にたたきつけられるかもしれない。ケガで済めばいいが頭などを打って気を失ってしまえば死である。銛は基本的に水に顔をつけてるスポーツであり、視野が狭くなりがちだ。

獲物に夢中になって危険な状況になってしまっていることもよくある。そんな時にやはり役立つのが先ほど言ったバディ制度である。私の場合はバディが「岩に近づいてて危ないからその獲物はもうあきらめよう」と言ってくれた。

顔をあげ周囲を見渡せば自分がかなり移動してしまっていることに気づいた。自分のことを客観的に見れるバディがいてくれて良かったと思った。

-ジャックナイフダービー