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突き師の能力=潜水能力?

さて、魚突きをやるには、
「より深く潜れなければならない」
というような風潮?がありますよね。

確かに、これはある面においては事実です。

ただ、私が今回お伝えしたいのは

とにかく深く潜れ!
そのためにこういうトレーニングをしろ!
モアディープ!!

ということでは決して無く。

 

photo credit: Official U.S. Navy Imagery via photopincc

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深ければ深いほど危険だということ

言うまでもなく、水深を求めるという事はそれ相応の危険が伴うことです。

であるならば、もっと冷静な目線で「水深」というものと付き合っていく必要があるんじゃないか?

そういう提案というか、一つ、あなたが何かを考える
きっかけになればなと思います。

 

深いほど大物がいる?

さて、我々には魚を突くという目的がある以上、一般的に言う「スノーケリング」よりかは、さらに深い水深に潜ることが必要になってきます。

もちろん浅場でも、たまにビックリするぐらいの大物がいたりもしますけどね。

それでもやはり、より深く潜れる、ということは大きなアドバンテージになるというのは事実です。

 

私にとっての「深さ」

ただ、これは私個人のスタンスですが

「20m潜れるようになれば、もっと大きな魚が突ける!」
「だからもっと深く潜れるようになろう!」

というような、私はこういう意識では潜ってないんですよね。

私の潜りのスタイル、スタンスというのはこうです。

「10mでもこんなデカい魚がいるのか!だったら20m潜れる力を身につけて、こいつをもっと余裕で仕留められるようになろう!」

という感じ。

 

余裕を生むためのスキル

水深20mで30秒「待つ」ことができる人なら、水深10mではもっと余裕を持って1分、2分と「待つ」ことができるはずですよね。

さて、そのアドバンテージがどういうメリットをもたらすかと言うと、まずは何よりも、

より安全である

という点です。

私は魚突きにおけるスキルアップ、トレーニングというのはすべてここを見据えた上で取り組むべきだと思ってます。

安全のため、余裕を生むためのスキル。

特に、常に危険と隣り合わせの魚突きでは、能力の限界付近で勝負をするようなことは絶対に避けなければいけません。

 

水深20m潜り、ギリギリの状態で
メータークラスのクエを突くこと、

少し余裕をもって、水深10mで
70cmのクエを突くこと。

ぶっちゃけ私はこの2つ、
あまり違わないと思うんですよ。

 

だったら、より危険の少ない後者の方がいいに決まってる。

 

あ、ちなみに水深10mで70cmのクエはザラにいます。ていうかメータークラスも目撃したことがあります。「捕獲」ではなく「目撃」なのが悲しいところですが(笑)

まあこれはもちろん地域にもよりますけどね。

それに透明度の高い、離島や南の方の地域ではより深い場所が水面からでも見えるんで、どうしても深い所に行ってしまう・・・という実に羨ましい事情もあったりするでしょう。

そりゃ実際に魚がワラワラしてるのが「見え」たら、そこまで行きたくなる心境はものすごく良くわかります。

 

「余裕」は海では必要不可欠

そう、やっぱり“余裕”って、いつどんな時でも大事だと思います。特に海では絶対に必要不可欠なもの。「あったらいいね」じゃなく、必須。

安全面だけでなく魚突きとしても、余裕があれば捕獲率も上がり、捕獲率が上がるということ。

ということは、それだけ魚を無駄に傷つけることも減らせるという事でもあります。

どんなスタンスで潜るにしても、やっぱり自分の「勝負する水深」、そのラインをキッチリ引いておくことは
メチャクチャ大切
です。

じゃないと、自己限界水深プラスアルファの深さにふとデカい魚を発見した時とかに、簡単に興奮して追いかけてしまったりします。

そして、こういう時にこそ事故は起こるわけであって。

ちなみに私はほとんどの場合、10m~15m程度の浅場で魚突きをしてます。記録更新とかにあまり興味が無くなった、というのももちろん大きいのですが、私個人の線引きとして、やっぱり

「マイナス浮力が完全に効いてくる水深」
以深というのは怖いな

というのがあります。

 

マイナス浮力とは?

マイナス浮力を知らない方のためにちょっと説明しときますと、まず、ウェットスーツには浮力があります。ウェイトである程度は相殺しているとはいえ、それでも水面に浮かぶぐらいの浮力は持ってます。

しかし、これが水深を下げていけばいくほど浮力が無くなってくるのです。

つまり、ある水深を超えるまではウェットスーツの浮力が働き、フィンをこがないと「浮く」のですが、ある水深を超えるとウェットスーツの浮力が無くなって、今度はフィンをこがなくてもどんどん沈んでいくようになります。

このラインが「マイナス浮力」なわけですね。

これはもちろん、ウェイト量によって変わってきます。

私はだいたい水深8m前後でマイナス浮力が効くように
ウェイトを調整しています。それで、これはウェイトという重りを巻いた状態での話なので、もちろんウェイトを放棄した場合の浮力というのは
もっと上です。

つまりが、(私の調整では)およそ水深8m~10mまでなら、万が一の際はウェイトを放棄すればウェットスーツの浮力によって浮くことができる、ということになります。

※口を酸っぱくして言いますが、これはあくまでも私のウェイト調整における話です。ですので、安易に上記の水深、線引きを自身に当てはめたりしないように!!

※そして、私も「ウェイト放棄による浮上できる水深」というのを、それぞれの水深で繰り返しテストしたわけではなく、私個人の、非常に少ない回数の経験に基づく
“勘”にすぎない、という点も理解しておいて下さい。

 

当然のことながら、「マイナス浮力より浅い水深なら絶対安全」というわけではありませんが、それでもやっぱり、いざという時の “ウェイト放棄” という切り札が使えないというのは非常に怖いことだと思いますね。

 

まとめ

と、いうわけで。

やっぱり魚突きをやる以上は、深く潜れた方が良い、っていうのは事実。しかし、深く潜れば潜るほどそれに比例して危険度も増す、というのも事実。

誰も助けてくれない海では、自分自身で、その線引をキッチリやることがまず第一じゃないかと思います。

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