【みんなの手銛】Hirony☆(・∀・)ノさん作
今回投稿いただいたHirony☆(・∀・)ノさんの新作は、個人的にもメッチャ楽しみにしてた手銛でして、
前作の写真もレポート内で出てきますが、まー塗装がカッコイイんですよ。
私にはマジでこういうセンスが無いので、こんなふうに塗装のテクとセンスが有る方がウラヤマシイ限りです。。
レポートそのものも超詳しく解説してくださってて、細身の3本継手銛をこれから作ろうと思ってる方は確実に参考になるはず。
φ10の極細シャフトで1m×3、プラス銛先で約3.4mの手銛、これってすごい実用的なスペックなんじゃないかなーと思います。長さはそう長いものではないですが、細いぶんの飛びを加味すると4m級の手銛とそう射程は変わらないんじゃないかと思うんですよね。
いやーシーズンインの実戦投入が楽しみですね!!
Hirony☆(・∀・)ノさん、投稿どうもありがとうございました!!
(この新作手銛での突果報告もお待ちしております!!)
(手銛スペック)
1m×3+チタンシャフト部35cm
(素材)
カーボンパイプ
外径10mm、内径4mm
(金具類)
ジャックナイフ極細用
先端、後端等は各部外径に合わせてカスタム
シャフトはジャックナイフβチタン片羽根式、先端チップはSUS440c
(引きゴム)
エクストリームラバー11mm
2本引き。長さ約50cm×2
(その他)
レストタブは制作中の為、本体金具のみ。
ストラップは100均のナイロンベルトを加工
手銛の滑り止めとしては、今回トルネード巻きにしてみました。
配線用収縮チューブは毎回ボロボロになるうえ、グリップ力がイマイチ…
スベラーズはグリップ力は最強ですが、手袋の痛みが早いのが難点。
トルネード巻きとスベラーズでどちらがいいか検証中です。
(塗装)
制作中の為、途中経過の状態ですが、最終的には前回のエメラルドグリーンな感じに近づけたいと。
ざっくりな塗り方としては、ラップにつけた塗料をランダムに塗っていき、キャンディーカラーを上から塗装する事で深みのある色になってくっといった感じです。
(メグシ、ストリンガー、フロート)
2mmステンワイヤーとステン丸棒を加工して自作。
ステンワイヤーにする事で、収納する時はコンパクトにできますし、ワイヤーを2mm以上にする事で、開いた時もしなり過ぎず使いやすいです。
フロートはボートフェンダーと、メグシ・ストリンガーをつけるミニフロートを併用。
ポイントは、フロートに捕まって休憩する時は、サメ対策として、メグシの魚を身体から離す為に、フロートとミニフロートは別々にできる様にしてます。
(ポイント)
ポイントは車に積みやすいサイズ。
以前は、1m40×2ピースとかの銛も作りましたが、車のトランクにおさまりが悪い。釣具なんかのロッドケースに入らない等で、最近では、ワンピース1mで作ってます。
これなら持ち運びもロッドケースに入れていけて楽チンです♪
また、3ピースにする事で、テトラ狙いなんかで短く使いたい時も、2ピースで使う事で対応もできます。
ロッドの太さは10mmと、結構細いですが、塗装や滑り止めなんかで、結局丁度いい太さになります。
素材はカーボンパイプを使用。
以前はソリッドカーボンも使ったりしてましたが、いかなカーボンても、ソリッドするとやっぱり重い。
パイプでも充分強度は保てるかと思い、今は10mm×3mm厚に落ち着きました。
10×3mm厚でも、ロッド表面に樹脂等で保護すると、そんなにしならないですね。
巻引き無視して強烈なゴムでガンガン引っ張る人は、4mm厚とかにしてもいいかもしれません。
ただ、その分重くなるので、初速重視の方はそのあたりがせめぎ合いのポイントですね。
長さについては、穴うちも兼ねるので、3m程度にしてます。
引きゴムに使う紐は、耐久性のいいダイニーマを使用。
絡み防止で、各部にスイベルをつけてます。
200kg程度の耐久性もあるし、今のとこスイベルが壊れたって事はないですね。
銛先は、ジャックナイフさんとこのβチタンシャフトですが、これがかなりのお気に入りです♪
軽くて曲がってもバネのように元通り!先端もチップで交換出来るので、予備を3つ程持って行く事で、岩打ちも気兼ねせず狙いにいけます。
チップ自体も高強度で何回か突いても交換無しでリトライできます。
各金具の接着は、フィッシング用のエポキシ接着剤を使用。
100均なんかでもエポキシ接着剤は売ってますが、吸水性のあるものは取れちゃうんで、表面をコートするとかの工夫をしないといけないですね。
金具については、コンクリアンカーなんかも使ってましたが、いかせん長尺になると芯が出ずらい。
強度的に微妙⋯って事で、最近はジャックナイフさんとこのを使ってます。
自作のメリットですが、自分のスキルや攻めるポイント、狙う魚種なんかによって、使いやすくセッティング出来るって事だと思います。
あーちょっと長いからぶった切って⋯なんかも、高価な完成品だと躊躇しますし、やりようによっては、市販並の手銛を半額以下で仕上げられます。
ポイント的に既製品を使う事で、簡単にクォリティーもアップできるし、工作器具も最小限ですむのでいいかと思います。