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【ステンレスワンピース手銛製作キット】 アクアライフしゅーじんさんレビュー

 

究極にシンプルな手銛

当店では、カーボン製の2本継ぎ手銛を作るための自作マニュアルは以前から配布していたのですが、これは結構ガチで本気仕様の手銛を作るためのノウハウでして、正直言ってこの作業はちょっと難しい・・・という方もやっぱりおられるんですね。

それで、そういう方からのご要望でかなり多かったのが、さらに簡易なステンレスパイプを使ったワンピース手銛を作りたい、というご要望でした。

 

これはもう皆さん御存知の通り、いわゆる「アクアヤス」という手銛ですね。

元々は山形大学の魚突きサークル、アクアライフさんで考案された、1.8mのステンレスパイプを使って作る、シンプル極まるワンピースの手銛。

 

非常に簡単に製作でき、また、どこのホームセンターでも手に入るステンレスパイプを利用することで大変安価に製作できることから、皆さんの中にも一度はアクアヤスを作った経験がある方もたくさんいらっしゃるかと思います。

 

本来はこのアクアヤス、パイプ内部にナットを打ち込むなどして製作するのですが、それにあたっても工具が必要だったり一通りのノウハウは必要ということで、

・もっとカンタンに、金具をポン付けするだけで作れる手銛

を目指して作ったのが、今回のこの金具と製作キットです。


※使用方法、製作方法などはマニュアルを作ったのでそちらをご覧になってみて下さい

 

そして今回、この金具のリリースにあたって、本家AQUA-LIFEの21代目会長、しゅーじんさんに多大なるご協力を頂きました。

製品のモニターとして、この金具を使って作ったアクアヤスをテスト使用して頂いていたのですが、アクアヤスを酷使するアクアのメンバーさんに使って頂く中でも、かなり良い形でフィードバックをもらう事ができて、私としてもこれは自信を持って出せるかなと。

 

頂いたレビューの掲載についても、快く了承いただきましたので、下記にて掲載させて頂きますm(_ _)m

 

しゅーじんさん、またアクアライフの先輩方へはこの場を借りて再度お礼申し上げたいと思います。

本当にどうもありがとうございました!!

 

AQUA-LIFE21代目会長 しゅーじんさんによるレビュー

送っていただいた金具でヤスを二本作り、昨年11月半ばにサークルのOBと島根と鹿児島に遠征に行ってきました。

メンバーは2代目Hさん(Aランカー)18代目Aさん(Aランカー)20代目Iさん(Aランカー)と私、しゅーじん(Bランカー)の四人です。

 

ここからがヤスを作って実際に海で使用した感想になります。

まずヤス作りですが、いつも通りホームセンターで16mm径・長さ1800mmのステンレスパイプを買ってきて組み立てました。

後端も先端も、この金具にエポキシ接着剤を塗り、金づちを使って押し込みました。

見た目もきれいに作りたかったので、パイプの側面をマスキングテープで保護しておいてから押し込み、はみ出した接着剤の分は後から拭き取れるようにしておきました。

 

その後に後端はM6のアイボルトを、ネジ部分にエポキシを塗り固定しました。

二又ヤス先のほうは、先に柄を削りM8の穴にすっっぽり入るようにして置き、それもアラルダイトを使って固定しました。

※ジャックナイフ店長から補足:今回、しゅーじんさんにモニターで送らせてもらった金具は、ネジ径が通常バージョンの「M6」の物と、「M8」の2種類です。M8仕様は、アクアライフさんで通常使っている二又銛先を装着するために特別に製作したものになります。

 

従来の六角ボルトで作るよりも簡単に、そして頑丈なつくりにできたと思います。

従来の六角ボルトだと使っているうちに衝撃によりボルトがパイプ内に陥没してしまい、シャフト内に海水が入ったりして壊れてしまうことがあったのですが、この金具の場合はパイプの切り口に引っかかるのでヤス先に強い衝撃が加わっても、陥没することなく使い続けることができます。

(陥没したアクアヤスでパイプ内に海水が入ったヤスでも魚をバンバン突いてくる人がいるので一概に陥没ヤスがだめだとは言い切れないのですが…)

 

パラライザー仕様の方は、先端金具のほうにアラルダイトで穴を埋め海水が中に入らないようにしました。

実際に海で使用した感じでは、二又ヤス先使用に関しては従来のアクアヤスと変わりなく使用することができました。

 

面白かったのはパラライザーのほうです。

僕が島根で使用し、エースさんに鹿児島で使用してもらいました。

 

僕は島根では岩下でメバルを突くぐらいのことしかできなかったのですが、パラライザーの手返しの良さには感激しました。

いつものアクアヤスであれば突いた後に抑え、自分の手元まで持ってきてもそこからスカリに通すまでにヤスから魚が抜けなくて、時には脚を使って魚を外すこともあり突きどころが悪いと魚がボロボロになって悲しい気持ちになります。

それが!パラライザーならばスッと抜けてなおかつダメージも最小限!

ただ力の強い魚には奥まできっちり刺さらないと返しがない分バラしやすく、エースさんもフエダイやオオモンハタを多数バラしたと言っていました。

 

非常に安価に作れるため、普段はカーボン銛を使っている方にもこのステンパイプを使ったヤスをオススメです!

特にパラライザーや羽根式銛を持っていてオカズ獲りやテトラを攻めることの多い人にはうってつけのヤスだと思います。

 
下の画像は上から順に鹿児島でのAさんの漁獲(オオモンハタ40cm前後×4匹)ヤスの末端、二又ヤスの接合部です。


最後になりますが今年2017年もAQUA-LIFEをよろしくお願いします。

私は4年生になるのでサークル運営からは手を引きますが、来シーズンは新会長を中心に全国各地に遠征を行います。里崎店長や各地の突き師の皆さんとの交流する機会ができればと思っていますので、AQUA-LIFEのTwitterなどに気軽にご連絡ください。

 

しゅーじん

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