これから魚突きを始める方へ(道具編:フィン)

 

魚突き初心者のフィン選び

 

ウェットスーツ編でも解説をしましたが、

夏に魚突きにハマり、これから道具を揃えるぜ!

という方にとって、フィン選びもやっぱり悩みどころですよね。

 

・魚突きにはやっぱりロングフィンの方が良いのかしら・・・?

とか

・でも本格的にフィンを履く事自体はじめてだし・・・
・フィンの硬さも色々あるっていうし・・・
・サイズも41とか42とかよく分からないし・・・

とか。

 

もちろん私も全く同じことで悩んでました。
んで私はどうしたかというと、

一番最初に履いたのは釣具屋で購入したショボいフルフットでしたが、すぐにスーパーミューに切り替えて、これはだいぶ履きました。やっぱ最初からロングフィンは怖かったんで、定評のあるゴムフィンを選んだという感じですね。

 

ちなみに、海水浴とか海辺のBBQのついでに潜る、という感じの浅場を攻める潜りでしたらスーパーミューは文句なしに使いやすい良いフィンです。

んで、スーパーミューにもだいぶ慣れたし、そろそろロングフィンをイッてもいいでしょ!!というノリで買ったんですね、ロングフィン。

 

最初のロングフィン

最初に買ったのはOMERのミレニアムグリーンでした。

ええ、このフィンを知ってる方なら今ニヤニヤしてると思うんですがね。

 

このフィン、

メチャクチャ硬いんですよ。

ええ、そりゃーもうメチャ硬です。

 

何で初心者がそんなもん選んだんだよ、って話なんですが。

同じオマーでミレニアムブラックと言うモデルが有りまして。んで、それと比較するとグリーンは柔らかくて初心者向き、みたいな話をどこかで読んだんですよね・・・

 

まあもちろん私の脚力が貧弱、というのもあるでしょうけど・・・それにしてもこのフィンは初心者には辛かったですねー。

しかもこのフィン、じつはイキナリ海で履くのはこわくて、最初にプールで履いてみたんです。

 

そしたらまー・・・

いや、海と違ってプールって真水なんで「浮かない」じゃないですか。

おまけにウェットスーツも着てないですから、ロングフィンの重さで体がズンズン沈むわけですよ。

そんな中で必死こいてフィンを蹴るも、アレはもはやただの「板」ですから全っ然進まなくて・・・

 

で、結論からいうと、

溺れかけて大恥をかきました、と笑

 

ただ単にプールで溺れかけるだけならまだしも、ロングフィンみたいな「いかにも俺やってるぜ」なアイテムを携えてのことですからね。

当然ギャラリーは多いに注目してますし・・・ってまあこれ以上は何も言う必要がないと思います(白目)

 

 

初心者でも履けるロングフィン

話は大幅にそれましたが、笑

「じゃ、やっぱ初心者はロングフィンはヤメといた方がいいの?」

というお話について、上記の話とメチャクチャ矛盾しているようですが、私は必ずしもそうではないと思います。

 

いや、要するに柔らかいフィンを履けばいいんです。

ホントただそれだけ。

 

現行のモデルで言うと、このイマージョンの「チャレンジャープロ」が最も柔らかいフィンになると思います。

このフィンはもう、私ふくめて脚力に自信の無い方には超有難い存在だと思います。

蹴り心地はメチャクチャ軽いし、普通に水面移動をするだけなら5時間泳いでも足首への負担はほとんどなし、それでいて水深15m程度を攻めるなら浮上も特にパワー不足を感じさせないという、すごくバランスが優れた良いフィン。

 

 

特に初心者の方、女性の方などには、ハッキリ言って今あるフィン全部と比較してもこれ一択だろ、ってぐらいおススメ。

 

 

このフィンもそうなんですが、なんでこんなに蹴り心地が軽くて効率が良いのかを考えてみた時に、おそらくですが「ブレードとフットポケットが一体型」になってるってのが重要なポイントなんじゃないかなーと思います。

ブレードを取り外せるタイプのフィンって、どうしてもフットポケットのサイドキール(ブレードを保持するためのパーツ)をゴツくせざるを得ないので、その分だけブレードの「しなり」をスポイルしている気がするんですよね。

せっかくブレード本体が良くしなる柔らかい素材であったとしても、「単なるゴム」のゴツいサイドキールがそれを邪魔して蹴りが重くなる、みたいな。ブレードをしならせるためにキックをしているっていうより、ゴムのサイドキールを曲げる為にキックをしているような、そういう無駄な感じがあるんですよ。

 

私も仕事柄大概のフィンは全部試してきましたが、この説はあながち外れてないと思います。

まとめ

繰り返しにはなりますが、とにかくもう「最初は柔らかいフィンを履いて下さい」という事に尽きますw

 

やっぱりロングフィンというのは短いフィンとは全く別物です。

短いフィンなら「バタ足」気味に蹴っても進みますが、ロングフィンは一蹴り入れた後、ブレードが反り返ってくるまでの若干のタイムラグを待ってあげる必要があったりします。バタ足で漕ぐと疲れるばかりで進みませんからね。

 

とはいっても、実際私もそうでしたがやっぱり最初は短いフィンの感覚で蹴っちゃいますよね。

そんなふうにロングフィンに慣れない段階で、まだ感覚を掴めてないうちに硬いブレードのロングフィンってのは本当にキツくて、こんなフィンをバタ足で漕ごうもんなら10分で脚が攣りますw

 

というわけで、最初のロングフィン選びで迷ってた方などは是非参考にしてみて下さい。

やっぱりロングフィンがあると、探索できるフィールドも広がりますし、勝負できる水深も変わってきますので、今までとは違った魚突きの楽しみを見いだせると思います。

 

 

 

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