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魚突きにおけるバディーについて

time 2014/01/10

 

これは私の個人的な考えですが、
素潜りや魚突きでも
「バディ」
絶対に取り入れるべきだと考えています。

 

ただ、まず前提として理解しておかなければならないのが、素潜り(スキンダイビング)魚突き(スピアフィッシング)においてのバディというのは、スキューバダイビングのバディとはまったくの別物であるということです。

もちろん、基本的な部分でやることは変わりません。2人一組で行動し、お互いを監視する。

しかし、スキンダイビングや魚突きではスキューバダイビングとは決定的に違う以下の点があります。

  • 閉塞潜水であるため、水中でまで行動を共には出来ない
  • 魚突きの場合、お互いに魚を突くという別々の目的がある
  • 救助はほぼ不可能といっていい

    順に解説していきます。まずこの点について。

    閉塞潜水であるため、
    水中でまで行動を共には出来ない

    スキューバは水中でエアを吸うことができますので、潜りながらバディ間でのコミュニケーションが可能です。しかし、素潜りでは当然それは不可能。

    「息に限界があること」
    「魚を突くという目的があること」

    これらのことから、二人同時に潜水をする、ということが素潜り魚突きではまったく現実的でないのです。

    魚突きをするものの目線から言えば、やはり2人も同時に潜っては魚も寄って来ませんし、お互いの息止めの時間にも差があるため、いい所(あとちょっとで魚が射程に入る!)で相方が浮上したりすると最高に悔しい思いをするでしょう。

    もちろん、安全より優先するものはありません。

    が、これでは魚突きではなくスノーケリングになってしまいます。

    そこで現実的には、「二人が交互に潜る」というのが、素潜りや魚突きにおけるバディシステムとしては効果的ではないかと私は考えます。

    というより、私はほぼそのような形で潜っています。

     

    そしてこの点。

    救助はほぼ不可能といっていい

    これは解説をするまでもありません。

    溺れた場合、相方を救助することはほぼ不可能です。

    不可能というより、救助者にとってもそれは非常に危険です。誰でも、「溺れている人を、泳いで助けにいってはならない」ということを知っていると思います。それと全く同じ事。

    では何が出来るか?
    だったら、なぜバディーを組むのか?

    というと、その理由は以下のものがあります。

    • 要救助者のウェイトを外してあげる事はできる
    • 釣り糸やラインなどで相方が水中拘束されている時、切ってあげることができる
    • すぐに救助を呼びに行ける

    これらはお互いの安全管理の上で、
    非常に大きなメリットです。

    え?上の2つは“救助”なんじゃないの?

    と思われるかもしれませんね。
    ええ、確かにこれは救助に当たるでしょう。

    私が言いたいのは「何かあった時、相方が助けてくれる」とか、そういうのがバディであるとは決して思わないで欲しいということ。

    基本的に素潜りは、いやすべてのスポーツがそうだと思いますが、やはり「自己責任」だということ。

    もちろん、バディである相方は、もう一方に何かあればどんなことをしてでも助けに行くでしょう。しかし、その時に二人共が亡くなってしまうというようなことだけは絶対にあってはならないんです。

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