【BlackTech】スピアフィッシングレンジ 硬さ:ミディアムを愛用している方から頂いたレビュー
さて、今回お届けするのはタイトルの通り。
Contents
スピアフィッシングレンジ:ミディアム
を履いて頂いている方からのレビューをお届けします。
ちなみに、この方はスピアフィッシングの全レンジ(ソフト・ミディアム・ハード)を履きこんで下さっているので、そのレビューは非常に参考になると思います。(また後日、それぞれについてのレビューも頂ける予定!)
フットポケットはMaresの41/42。
この方が誰か・・・というのは本人のご希望により伏せさせていただきますが、どういう突き師さんなのかはレビューと上の写真を見て頂ければ、十分すぎるほど分かって頂けるかと思います。
Hさん、本当にありがとうございました!!
では、以下原文そのままにて!
spearfishingレンジ ミディアム(Maresフットポケット)のインプレ
初めてこのフィンを手にした時の印象は、軽く柔らかいフィン。
軽く柔らかいということは、パワーがないのでは?と思いましたが、流れのある状況下と、魚を突いて浮上する際に、このフィンの真価を知りました。
まず水面移動においては、何も意識せずに軽いキックで進みます。長距離の水面移動でも、軽く柔らかいため、足の疲労度合は他のフィンに比べて少ないです。
潮流の速いポイントを逆らって泳ぐ時も、そこでステイして魚を狙う時も、どちらもラクです。もちろん流れに逆らうパワーも十分あります。
次に魚を突いてからの浮上です。
私が今までに履いたカーボンフィンの中で、柔らかいフィンは概して深場からの浮上能力に欠ける物ばかりでした。しかし、このフィンは深場からの浮上にも強いです。
このフィンを履いてから、魚を突いた水深で最も深かったのは27mですが、大型のハタ科や回遊魚を相手にしても全く問題はありませんでした。それどころか、魚をねじ伏せて浮上する強さがあるように思います。
水面移動の際に感じるフィンの柔らかさは、浮上時においては粘りがあるという印象を受けました。
次は蹴り方についてです。
私は水面移動も浮上も、少ない力で速い回転のフィンワークが合うと思いました。もちろん力を込めて蹴れば応えてくれますが、このフィンにその蹴り方は必要ないと思います。
今までカーボンフィンは様々履きましたが、
ここまで自分の足に合うフィンはありません。
流れがあるポイント、深場に魚がいるポイント、そして長時間海に入っている時。どんな状況でも安心して履ける万能なフィンだと言えます。
___(以上)________________
スピアフィッシングレンジ:ミディアムという硬さについて
この「スピアフィッシングレンジ:ミディアム」は、セニョール小島さんも履いて頂いているんですが、実は今回レビューを頂いたHさんと小島さん、お二方の感想に非常に共通点が多い事にまずびっくりしたんですよね。
- 潮の流れに全く負けない
- 魚のパワーを「ねじ伏せる」強さがある
- それでいて水面移動も全く問題ない
こういった点はまさに同じ感想でした。
BlackTechはフットポケットも数種類から選べますので、どのフットポケットを装着するかによっても、またフィンの性格が変わってきます。
今回セットアップしたのはMaresのフットポケットで、硬くもなく柔らかすぎもせず、また重量も割と軽めのフットポケットなので、このスピアフィッシング:ミディアムにはバランス的にベストマッチだったのでしょう。
ちなみにPATHOSのフットポケットは非常に軽い&柔らかいので、よりソフトにしたい場合はパトスでセットアップするのも全然ありです。
(余談ですが、Hさんと小島さんはまさにそれを狙って
【スピアフィッシング:ハード】にPATHOSフットポケットを組んだものも一本注文されてます。)
というわけで、その他の硬さについてもレビューを書いて頂いておりますので、どの硬さにしようか迷っている方は、是非とも楽しみにしていてくださいね!