3本継ぎ手銛のメリットとホットジェルの話
今シーズンの相棒
さて、先日完成した自分用の3本継ぎ手銛。
で昨日この手銛のテストがてら昨日海に行ってきまして、
まあ結果としてはご覧の通り非常に寂しいものだったんですけど。笑
ま、まあ石鯛が獲れただけでも良しとしようじゃないか(棒)
まあ突果はおいおい付いてくるだろうと勝手に思い込む事にしまして笑、
とりあえず手銛の感想としてはかなり良かったんで概ね満足しとります。
それで今回作った手銛が3本継ぎということで、自分自身がこれまで主に2本継ぎの手銛を使ってきたため、今回はじめて3本継ぎをメインで使ってみて結構色んな発見がありました。
昨シーズンのメイン手銛は、基本が2本継ぎのファルコンに必要に応じて中間シャフトをプラスして使うという形。ただ中間シャフトを使うケースというのはホント年に数回しか無かったもんで、ほぼ年間通して2本継ぎ状態で使ってましたね。
3本継ぎの良さ
まず一番のメリットだと思ったのが
・グリップポイントを広く取れる!
これはホントに3本継ぎの良い所だなと。
よーするにどういうことかと、3本継ぎの場合、それこそ中間シャフトのどこを握っても良いわけですよ。
2本継ぎだとどうしてもジョイント金具付近を握るしかなかったうえ、前側シャフトはテーパなのであんまり前の方は細くて握れないって事でグリップポイントがかなり限られてきますが、3本継ぎの場合は中間シャフトの好きな位置にグリップポイントを持ってくることが出来るので、諸々のセッティングが非常に出しやすくなりました。
1mある中間シャフトのどこを握っても良いので、まずゴムの引き具合=威力の調節がしやすい。
あとは単純に「ゴムを引く長さ」も2本継ぎと比較して長く取れるので、威力そのものも出しやすい感じです。
それとこれがイチバン大きいんですが、
手銛の重心・バランスにおいて一番ベストな場所をグリップポイントに指定できる
ってのはものすごいメリットだなと。
手銛って「ゴムをマックス引き」した時に握る位置、その位置に重心が来るってのがベストなバランスなわけですが、それが3本継ぎは中間シャフトの好きな所を握れるってんで、ゴムのセッティングなんかが非常に出しやすかったです。
まあ当然3本継ぎにもメリットデメリットがあって、たとえば現地での組み立てが面倒だったり、金具分重くなったりと言ったデメリットもあるのでそのへんはもちろん好みにはなりますね。
私はとりあえず今シーズンはこの手銛で行こうと思います。
まあもともと遠征用に仕舞い寸法の短い手銛を、ということで3本継ぎにしましたが、思わぬメリットが見つかって嬉しい初テストでした。
あとはもっと良い獲物が獲れれば格好も付くんですが笑、そのへんはのんびりやっていきたいと思います。
【こっからは余談】____________________________________
そうそう、この前初めてホットジェルを使ったんですが、いやーあれマジで暖かいですね。
(もちろん感じ方には個人差があるでしょうし、何よりあれカプサイシン(唐辛子)で刺激を与えて暖かくするジェルみたいなのでアレルギーがある方もいるでしょうから、そのへんはあくまで参考程度に考えて下さい)
まだまだ水温は14度ぐらいで、例年なら5mmツーピースでギリ2時間って感じだったのが、2時間経ってもまだジェルの暖かさが残ってました。
この前ベテラン突き師さんが1時間かヘタしたら30分しか持たないって言ってたので半信半疑で使ってみましたが、私と潜り仲間に関して言えば持続時間はもっとあったので、この季節は大いに活用していきたいと思います。
初めまして、蜂須賀と言います、いつも楽しみに見させて戴いています。
手銛を作ってみたいなとおもっていますが、イマイチよくわかりません?あつかましい話しですが、もっと詳しく教えてもらえませんか、お願いします。
スキーのストックを使う場合はグリップの方どうしをつなげる?先っぽの方が魚を突くのとゴムを付ける所?などなど…
蜂須賀様
コメントどうもありがとうございます!
さて手銛の制作に関してですが、
ここでは到底お伝えしきれないので
もしよかったら当店が配布している
「手銛製作マニュアル」をダウンロードしてみてください。
http://xn--w8j8id6c8aj6ezgk71a6552ecn6c.com/temorimanual
一通りのことは書きましたので、
マニュアルの内容に添って作業して頂ければ
まずだいたいの手銛が製作できると思います。