【さくぞーさん突きレポ&BlackTechレビュー】ヒラマサ120cm15㎏&123cm16㎏!!
超人さくぞーさんがまたまたやってくれました!!!!!
今回もなんと
ヒラマサ120cm15㎏
ヒラマサ123cm16㎏
をダブルでゲットという
まさに超人と呼ぶほかない所業!
いつかは私もご一緒に!
とか考えてた時期が私もありましたが
もはや儚い夢となりました。笑
こりゃー完全についていけませんw
しかもコレね、さくぞーさんが
この報告を送ってきてくださった時
「マグレです(・ω<) 」
とかしれっと言っちゃってんですよ!!
いやいやいやいや
120オーバーのヒラマサを2本獲っといて
マグレとか絶対有り得ないから!!!!笑
どーん
どどーん
どどどーん!!!
突きレポ&BlackTechレビュー
それで何とも有難いことに、今回もそのヒラマサの写真のみならず超ーーーーー詳細な突きレポと、ジャックナイフダービーの賞品でお贈りしたブラックテックのレビューも併せて投稿して下さってまして、下記にてそれも掲載させて頂きたいと思います。
※さくぞーさん、本当にどうも有り難うございましたm(__)m
レポとレビュー合わせて5000字超という大ボリュームもさることながら、まーこんだけ面白い突きレポは久々に読みました。
いやーしかしブラックテックをお送りしてホンの数か月でこの突果。
なんかプロレーサーのマシンパーツを提供するスポンサーになった気分で、なぜか勝手に鼻が高くなってる私です 笑
と、言いつつもぶっちゃけた話、これ全部さくぞーさんという超人ドライバーがあってこそのレースリザルトであり、我々のスポンサードなどはホンの微力に過ぎないという事は私も重々理解しておりますw
というわけで、さくぞーさん本人によるレポ&レビューをご堪能ください!
【BlackTech(スピアフィッシング:ミディアム Mares43/44)レビュー】
フィンを選ぶ上で一番大切なのはフットポケットのフィット感が一番大切だとおもいます。
せっかくの高性能フィンでも足のサイズが合わなければストレスでしかない、、、、。
海外通販はサイズがわからないのでリスクが高くて手が出せない。
いままで使っていたC4カーボンフィンは、友人のフィンを試し履きさせて貰ってサイズを確認してからジャックナイフさんでポチって使い込むこと約4年、、、、もうボロボロでした(笑)
ジャックナイフダービー後期の景品はブラックテックカーボンフィンだとぉぉぉ~
これは参加するしかない!!幸い大物が採れたし、動画もバッチリ撮影でけた!
ジャックナイフダービーで優勝できたらムフフ~!ハァハァ!
などと不純な動機で参加してみたら、、、、、、
まさかの優勝!
やった~!
一生懸命動画編集して、安全レポート書いた甲斐があったぜぃ!!
でも待てよ、、、、
優勝景品とはいえ、フィンの試し履きさせて貰えたりするものだろうか、、、、、
試し履きしないでサイズを決めるのはコ、、、、ワイ!
悩むこと数日、、、ダメ元で相談してみるか、、、、
プルルル~
里崎さん「はい」
さくぞ 「ども!さくぞうですフィン試し履きしたいんスけどダメですか??」ドキドキ
里崎さん「もちろんいいですよ」あっさり
という流れで試し履きさせて頂き、ぴったりサイズをGETできました!!
私が選んだのはマレスフットポケットのミディアムを選びました。
ミディアムとハード悩んだのですが、私は深く潜る事よりも、長距離長時間の遠泳が多いので
遠泳の負担を軽減したいと思いミディアムに決めました!
フィンの種類を選ぶ上でも、ジャックナイフさんのブログで掲載されている先人の方々のレビューをおおいに参考にさせていただきました、ありがたやありがたや(笑)
フィンの履き味は、好みや個人差もありますので、レビューがたくさんあるのはかなり心強いと思います。
私のレビューも、微弱ですが参考になれば幸いです。
早速、フィンが自宅に届きました~!
か、か、か、カッコイイ~!
C4に比べるとカーボンの編みこみが細かくカーボンの上に塗装?をしているのかかなり頑丈な印象!それでいて軽い!
C4はカーボンの編み込みそのままなので使い込むと繊維が浮いてきますがブラックテックは繊維が浮いてくるような事はなさそうです。
表面の仕上げですが、シャークスキン(艶消し)と迷いましたが、私は通常を選びました、水中でキラキラ光ります。
このキラキラ光るのは回遊魚にとって、逃げる要因になったり、寄る要因になったりと色々な意見があると思いますが
私はケースbyケースだと考えています。
回遊魚の活性が高く好奇心が強い個体には、キラキラ光るフィンは好奇心を刺激して寄せやすい場合もありますし
回遊魚の活性が低く警戒心が高い個体には、逆に警戒させて逃げてしまう事もあると思います。
こればかりは好みだと思います、好きに選んで良いと思います。
私は右足の外反母趾の部分がフットポケットに擦れると痛くて泳げなくなるので、フットポケットに穴をあけて使っています。
穴をあけても力がかかる部分ではないので使用には問題ありません。
最終手段ですが、擦れて痛い思いをしている方がいましたら試してみてください。
さてさてフィールドレビューですが、、、、
今までの自分の考えでは、、「カーボンフィンならどのフィンも同じじゃね~かな」と思っていましたが、、、
ゴメンナサイ全然違いました!
C4カーボンフィンは、ミディアムとハードを履きしまたが、
ミディアムは水面移動はスイスイですが、潜航する縦の動きでは頼りない
ハードは、水面移動を長時間すると足が疲れるけれど、潜航浮上はサクサク浮上できる。
ブラックテックを履いて驚愕しました!水面移動も潜航浮上もノンストレスでした!!
水面移動は、どんな漕ぎ方をしても進んでくれるし、サイドウォールが水流を掴んでよじれもない
長時間泳ぐ時は、太ももを使って漕いだり、ふくろはぎや足首を使う漕ぎ方を使い分けて、長時間泳ぐ事もできました。
深い所からの浮上もフィン全体がまんべんなくしなってくれて、ガンガン浮上できました。
フィンの動きが想像しやすいというか、想像通りの動きをしてくれるので、潜航浮上が楽しいと感じました。
まさかフィン一つでここまで違いが変わるとは思っていませんでした、昔使っていたプラフィンとは雲泥の差がありますね。
フィンが長すぎて遠征の際に送る為のBOXがなくて困ったので木材で自作しましたが重くてどうにもなりません(笑)
皆さんヤマト便などで送るさいにフィンのケースとかどうしてるんでしょかね??
レビューは以上になります。
【ヒラマサ120cmレポート】
さて、と言うわけで、道具によって一段進化したので更なる大物を狙ってきました!
ある日、回遊魚が回りそうだと情報がはいり、天気予報と波予報と睨めっこしてここしかないとピンポイントで
大慌てで装備をまとめて海へ向かう!
めざしたポイントは、潮が動くと潮流にまったく太刀打ちできなくなるので、潮が動かない午前中が勝負!
早起きして、だれもいない海で着替えエントリー!
透明度良し!15mは抜けてる!
流れもゆる~く流れる程度で、魚突きには最高のコンディション!
想像通りのドンピシャな海峡!!
狙うはメーター超えの回遊魚オンリー!
デカいの狙うからには、、沖へ沖へ、、、、ひたすら泳ぐ
ここで流れ出したらどうにもならない恐れを抑えてひたすら沖へ、、、、、ハァハァ!
ボトムが見えなくなるところで待ちたいが、ボトムが見えないと流れた時にわからない
うっすらボトムが見えるところで決め打ちしよう
思ったほどベイトが少ないが、、透明度が高いし天気が良いので泳いでいて楽しい
ベイトがワラワラしている所をみつけ、30分ほど同じ場所をウロウロしていると
キター!メジマグロの群れが私の浮上に合わせてボトムから中層に100匹ほど現れた!
浮上直後で息も絶え絶えでしたが、めいっぱい息をすって潜行!
どの個体も丸々太っており10㎏はありそう、、、、しかし動きが早い!
マグロは横の動きに加え縦の動きもあり、目で追うのがいっぱいでロックオンがとてもできない!
「くそぉ~マグロ採りてぇ!」
一度浮上して再潜行するがマグロの動きに銛が追い付かない、、、、、、。
よく見るとマグロの群れの中に1匹だけヒラマサが混じっている
このヒラマサも間違えなくメーターは超えている大物だ
断腸の想いでヒラマサに狙いを変えることに決めた!
もう一度息を整えヒラマサめがけて一直線に潜行する
マグロに比べるとヒラマサの動きは遅く止まって見える
いや中層にホントに止まっているのか、、、、
真上から狙う形になってしまった!
真上から打つのは苦手だ~!
苦手だと考えてしまうと身体が更に固くなる!
もうとっくに射程に入っているのに撃てない、、、、、、身体が固い!!
ビュッッ!!
ヒラマサの真横を銛がかすめて飛んでいく!
痛恨のミスショット!!
やってしまった!!絶好のチャンスを台無しにしちまった~!!
ミスショットでマグロもヒラマサもすべて散ってしまい、沖には俺一人だけプカプカ浮いている、、、、、
プカプカ!シーーーーーーーーン!
大海原の真ん中でプカプカ独り、全身の力が抜け喪失感と後悔が込み上げてくる。
こ、、、、このままでは帰れない!途切れかけた集中力を必死で繋ぎとめる
まだチャンスはある!
いや!チャンスは作る!
そう言い聞かせて、同じ場所をウロウロしながらベイトを探す!
時折、60~80cm程のヒラマサが慰めに回ってくるが、、、今はお前じゃ満足できん!デカくなって出直してこいと追い払う!
1時間程同じ場所で潜行を繰り返すが、メータークラスは遠巻きを旋回するだけでなかなかチャンスが巡ってこない
、、、、そろそろ潮が動きはじめるか、、、、体力の低下と共に気力が削がれ、海への恐れが大きくなってくる。
そろそろ潮時か、、、、
そう思い始めて潜行していると、遠目に大きなヒラマサが1匹現れた
しかし私がいる所は水深10mほどで潜行してから時間もそれなりに経過している
遠いな、、、、
マイナス浮力で沈みながら手当からロックを解除し、ゴムをゆっくりチャージする!
MAXチャージ完了!
ボトムから中層を見上げる形でヒラマサを確認すると、距離を置いて2匹いる事に気が付いた
でかい!それでいて傷一つなく立派な姿だ!メーターは余裕で超えている!
丸々太っていて、胴回りは俺のウエストくらいありそうだ(笑)
しかし、撃つ事に集中するとそれ以上の思考はもうできない!
デカい個体に狙いを絞り静かに、その時を待つ
幸いな事に2匹とも好奇心がつよい
こちらは体制を整えているので、散らしてしまう事はもうない!
近づいてきて小さい個体がターンした!大きい奴もそろそろだな!
ズドン!!
完璧なタイミング!大きい個体のど真ん中に銛を打ち込んだ!
走るかっ!!!
と思ったがまさかのフリーズ!!
しばらく押し棒が刺さったままビクビクを痙攣する!
しかし急所ではないのですぐ走るだろう!
その前に少しでも浮上して距離を稼がねば~、ここは恐らく15mよりは深い
少し浮上した所で、ヒラマサが覚醒して一気に走り出す!!
強烈な引きで、浮上していた身体が一気に止まる!
ヒラマサ如きにラインを出すのは不覚だが、強烈な引き、深い、、、、迷いなくラインを送り出す
キュキュキュー!一気にヒラマサがボトムに突っ込む!
ミニフロートの所でラインを止め様子を見る
水面まであと3m位、ヒラマサはボトムスレスレでバタバタしている
これ以上ラインを出すのはマズい!根岩に絡んだらあのサイズは一瞬でブッチされちまう
しかし3mの所で引っ張り合いは互角な状態が続いている、、、これもマズい!
まだ息に余裕があるが、均衡を崩さなければ逆転されるのは時間の問題だ
ビュビュー!一瞬だけ握力を緩めラインを少し送りだす!
思ったよりラインが出てしまった!が、まだ水面まで50cm足りない
ここで渾身のフィンキック!!!しかし力は互角で50cmが浮上できない!
1~2秒の出来事だが、かなり長い時間だと感じる!
ヒラマサも根に近づいたせいで更に力を強める!!
ぐぅぅぅ~|だめだ!力では上がれない!ラインを更に送り出し、やっと水面に辿り着いた!!
「ぶはぁぁぁぁ~」体内に空気が送りこまれる、、、、吸えるだけ吸って、シュノーケルを咥える。
まだまだ空気が足りないと身体が悲鳴を上げている!
しかしまだヒラマサの力は衰えない!!この個体スゲーな!!
水面でのやり取りなら容易に取り込めるかと思ったが大きな間違えだった
一瞬身体が沈み込むのを感じる!まさか水面から引き込まれるとは思っていなかった!
自分の身体も酸欠で万全ではないのか、いつもよりもヒラマサが重く感じる、ラインをまた数m繰り出す!
ラインを出すのはこれで最後と決めて!力技でぐいぐいと根から遠ざける
根岩から遠ざかってヒラマサの力も幾分が弱くなった
引っ張りあげるチャンスだが、こちらもヘトヘトだ、いつものようにグイグイ引けない
ゆっくり確実にたぐり寄せる、、、、バレるなよ、、、、、。
バレるなよ~!ただそれだけを願いながらゆっくり引き上げる!
銛の後端まで引き上げた~!ヒラマサがデカい~!とにかくデカい~!
銛は魚の下腹を貫通し、チョッキがしっかりフッキングしている事をここで始めて確認した
バタバタと大暴れするが、もうこちらの土俵!一気に抑えにかかる!
尾ヒレがバタバタとフィンやマスクにぶつかり痛いがお構いなし!
魚体を股に挟み込み全身で抑えつける!動かなくなった所でエラに手を突っ込んで勝利~!
いままでになく苦戦したので喜びも大きかったです。
腰にぶら下げて泳ぐのは怠いので今日はこれで終わり!!一直線にエギジット!
計測したら120cm15㎏でした!
今期は、130cmUPを目標にしていましたが、それには一歩足りませんでした!
しかし、ヒラマサレコードを大幅更新できました!
その後に123cm16㎏のヒラマサも採る事ができました!
ブラックテックよりはるかにでかいヒラマサ!テンション上がりますね。
来期は、130cmUPのヒラマサと、回遊魚の王様を目標に頑張ろうと思います。