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ウェットスーツの重要性、ラッシュガードの危険性

time 2017/09/10

 

これまでにも私は、ウェットスーツの重要性について何度も語ってきましたが、水温も下がってくるタイミングでもありますし、今回もちょっと同様の注意喚起をしたいと思います。

 

魚突きはここ数年で初心者の方が非常に増えました。

それでやっぱり皆さん最初は(実際私も最初はそうでしたが)、海水浴の「ついで」に魚突きをして、やってみると面白くてハマっていく、というパターンが多いかと思います。

装備としても、

  • ラッシュガード
  • 海パン
  • 竹ヤス

に、あとは近くの釣具屋やホームセンターで揃えたマスク&スノーケル、フィンといった軽装で魚突き。

 

安全に関わることなのでまず結論から言いますが、

こういった軽装備で魚突きを続けていれば、いずれ重大な事故に繋がる

という事だけは認識しておいてください。

 

これは脅したいわけでも装備を買ってもらいたいわけでも何でもなくて、魚突きは本当に一歩間違えば死が待つという危険なスポーツです。

そして、海で頼りになるのはウェットスーツをはじめとした「道具」です。どんなに屈強で体力に自信がある人でも、道具無しでは何も出来ません。

 

これから本格的に魚突きを始めたいと思われている方は、くれぐれもその場のノリやテンションで行動されることがないようにしてください。

自分の身を守ることができるのは、自分と自分が選んだ道具だけです。

 

下記では道具の中でも最も重要な、ウェットスーツの重要性について書いています。

まず一読頂いて、自分の装備を見直すきっかけにしてみてください。

 

 

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ラッシュガードで魚突きをする危険

確かに夏場は水温が30度前後あるので、ラッシュガードで潜っていても1~2時間は全然寒くないでしょう。

 

ただ、そういう問題じゃないんですよね。この際、水温はどうでもいいんです。

まず、ラッシュガードには「浮力」がありません。

 

ちょっと想像してみて下さい。

  • 魚を追いかけてるうちに沖に来てしまい、流れで戻れなくなった
  • 寒くなって近くの瀬に上がったが、もう再び海に入る体力がない

こうなってしまったら、もはや助かる術はありません。

 

これがもしもウェットスーツを着ていれば、

ウェットスーツ自体に「浮力」があるので、万が一の際は腰に巻いたオモリを捨てれば、水面に浮かんでいられる

のです。

 

もちろんウェットスーツには保温性もありますので、もしも漂流という事態に陥ったとしても、低体温症になるまでにはかなりの時間を稼げます。

※余談ですが、それに加えてフロートを持っていれば、それに掴まって浮かんでいられるのでより有効です。

 

ウェットスーツの重要性

これは大げさな話でも何でもなく、魚突きにおいてウェットスーツというのは「命綱」と言える道具です。

魚突きでは、どうしても手銛やフィンといったアイテムを先に揃えたくなりますが、何はなくともまずはウェットスーツです。

 

特にこれから水温も低くなります。

「まだまだラッシュガードで行けるでしょ」で魚突きをするのは、絶対にやめて下さい。

 

魚突きは非常に楽しい遊びですが、自然を相手にする以上、常に危険がつきまといます。

特に海という過酷な環境においては、正直、人間の力だけではどうにもならない事ばかりです。

 

どんなにタフな人間でも、フリーダイビングの世界チャンピオンでも、ウェットスーツ無しでは完全に無力です。

 

一方、こういう意見を唱える方も多いです。

「いくら道具を揃えても、最後の一線を越えるかどうかは自分の判断」
「だから道具があるからと言って安全なわけではない」

 

半分賛成ですが、半分反対です。

まずそもそも、ウェットスーツ、またはフロートといった装備は

安全上 “必須” な装備

です。

 

「ゆくゆくは揃えたらいい装備」ではなく、

「あったら有効な道具」でもありません。

そういう「プラスアルファ」の装備ではなく、初心者ベテラン問わず、魚突きをするならば安全上必須な装備です。

 

こういう事を言うと「商品の売り込み」と思われてしまうのが実に癪なのですが、ぶっちゃけ、当店のウェットでなくても何でも良いです。

最初は安いワンピースウェットでも、中古のサーフィン用ウェットでも構いません。ラッシュガードで潜るよりは100倍マシです。

 

安全に対する「意識」もそりゃ大切です。

しかし、意識うんぬん以前に、ウェットを着てない人が流されてしまえば問答無用で死が待つのみです。

「安全意識」だけでは生存確率は上がりません。

 

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