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扱いやすい3mの新手銛「川蝉」根魚・穴撃ち・電灯潜りに

 

カワセミ ~Kingfisher~

 

今回リリースした新しい手銛「川蝉」

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全長3mと扱いやすい長さなので、「長い手銛は使いこなせるかどうか不安・・・」という初心者の方はもちろん、ベテランの方も穴撃ちや電灯潜りなど、かなり出番が多い長さかと思います。

実際私なんかも濁りがひどい時やテトラ周りでの魚突きには、4mのファルコンではなく、この3mのカワセミ君を持っていきます。

 

こういった「エントリーモデル」というか、私としても魚突き初心者の方にも手にとって頂きやすい手銛をずっと作りたかったので、今回もかなりこだわって設計とテストを繰り返して製作にあたりました。

 

今回のブログでは、この新手銛の詳細をご紹介したいと思います。

 

 

photo credit: Kingfisher 165 via photopin (license)

 

コンセプト

 

これはもうシンプルに

扱いやすく、頑丈で、よく飛ぶ手銛

です。

 

まずはざっくりとしたスペックをご紹介します。

  • 全長約3mの2本継ぎ
  • シャフト径は14mm(肉厚3mm)
  • 前&後ろともにテーパーシャフト
  • 手銛本体重量約560g

 

本当にこのぐらいの長さって非常に使いやすくて、私も4mのファルコンを使いはじめる前はずっと3mの自作手銛を使い続けてましたからね。

寄せれば石鯛・真鯛・回遊魚も狙えるし、メバルやカサゴ・穴撃ちでキジハタ・クエも獲れる、かなり万能な長さかと思います。

 

ただそれだけ出番も多い上、穴撃ちなどで酷使されるというのもあって、今回も「頑丈さ」にはかなりこだわって作りました。

 

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採用したシャフト

素材はファルコンと全く同じカーボン100%。

シャフト径は14mm。

金具部分の最大外径でも16mmなので飛び・初速はかなりシャープです。

 

ファルコンは前テーパーの後ろストレートシャフトでしたが、Kingfisherは前後ともテーパーシャフトを採用しました。

長さが3mということもあり、ストレートシャフトにせずとも十分な剛性が確保できると考え、またこの手銛では「取り回し」が命なため、ここは両テーパーを採用。

 

ただしその代わりシャフトの先端、ネック部分の径は10.5mmとファルコンよりも太くし、肉厚もシャフト全体で3mmを確保してますから、岩下でコジるような力がかかったときにもかなり強いシャフトになってます。

 

 

金具

この手銛で特徴的なのは先端&後端金具です。

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ネジ径は普通にM6、ネジ深さは約20mm確保し、印籠加工も3mm取ってます。

 

そこまでは普通なのですが、写真をご覧頂ければ分かる通りズドーンと真っ直ぐ!先端部へ欠けてのテーパーは一切無し!という実に無骨なスタイルです。笑

 

なんでテーパーを取ってないかというと、

二又銛先やパラライザーを装着した際、銛先の金具部分との接地面積を確保するため

です。

 

こんな感じで、銛先の金具の底部分が、先端金具のフラットな面とシッカリ密着するように。

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要するにここをガッチリと「フランジ当たり」にして、ネジへの負担を出来るだけ減らしたかったんですね。

 

羽根式銛先の装着状態はこんな感じ。

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もちろんテーパーを取っていないだけ、水の抵抗は増えると思います。

 

それよりも、この手銛では「どんな銛先も装着可能」という点に重きを置きました。

特に魚突きを始めた最初なんかは、二又を使うことも多いと思いますしね。

 

 

ジョイント金具は、当店で扱っている外径16mmジョイントの内径を拡大したもの。

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強度・精度はバッチリです。

 

 

重量

このカワセミ君、そのイメージに違わぬよう出来るだけ軽量に作りました。

 

おおよそですが、手銛本体重量で約560g。

 

金具は全てSUS304ですが、フルステンレスの金具と肉厚のシャフト採用でこの重量はかなり頑張った数値かと思います。

 

 

 

ゴムについて

 

ちょっと最後に、このカワセミ君にセットするゴムについても触れておきたいと思います。

もちろんゴムのセッティングは人それぞれ好みがあろうかとは思うのですが、初心者の方が手に取る手銛ということで、一応参考までに私のセッティングをご紹介。

 

・2本引きゴム(10mmアメゴム)
→90cmを輪状に(手当て有)

・1本引きゴム(14mmアメゴム)
→45cm~50cm(手当て有)

 

これが若干弱めのセッティングですので、あとはお好みでゴムを短くするなりの調整をしてみると良いかと思います。

※長さの調整は以前ご紹介した「ひばり結び」

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